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Claude / Claude Code

AI時代の道具帖

Claude / Claude Code

考えを文章にし、文章を設計に変え、設計を実装へ進めるための AI 道具。

Convivial.online では、Claude を「任せきる相手」ではなく、思考・実装・記録をともに進める観察対象として使っています。

使用中

  • Think
  • Build
  • Observe
Observation Note

私にとっての Claude / Claude Code

Claude は、単なるチャット AI ではありません。私にとっては、考えを文章にし、文章を設計に変え、設計を実装に移すための作業道具です。

Convivial.online では、記事の構成、ページテンプレートの作成、WordPress REST API による更新、GitHub での変更管理まで、Claude Code と対話しながら進めています。

重要なのは、AI に任せきることではなく、AI の動きを観察し、自分の判断で使いどころを決めることです。

Overview

このツールについて

Claude は Anthropic が開発した大規模言語モデル(LLM)です。テキスト生成、文章推敲、プログラミング支援、分析・要約など幅広い用途に使えます。

Claude Code は、そのClaude を開発環境から直接操作できるエージェントツールです。ターミナルCLI)のほか、IDE 拡張(VS Code / JetBrains)やデスクトップアプリからも利用でき、ファイルの読み書き、コマンド実行、Git操作など、開発作業をAIと対話しながら進めることができます。

Capabilities

何ができるか

用途別に 6 つの使い方。各カードをクリックすると、Web 版 / Claude Code それぞれの使い方が開きます。

Think

考える

論点整理、方針検討、壁打ち。思考の輪郭を言語化する相手として。

Write

書く

記事構成、文書作成、推敲、要約、翻訳。長文の構成相談も得意。

Build

作る

HTML / CSS、WordPress テンプレート、スクリプトやアプリの実装。

Fix

直す

バグ調査、レイアウト崩れ修正、CI エラー対応。差分を読み解く。

Log

記録する

作業ログ、学習メモ、更新履歴の整理。未来の自分への引き継ぎに。

Operate

運用する

GitHub、CLI、API・外部サービス連携。日々の手順を対話で進める。

Setup

はじめ方

Claude は Web ブラウザから使えます。Claude Code はターミナル・IDE・デスクトップアプリから利用できます。

Step 1 Claude(Web 版)を使う
claude.ai にアクセスし、アカウントを作成。無料プランでも基本機能は使えます。
Step 2 Claude Code をインストールする
公式のインストールスクリプト、Homebrew(macOS / Linux)、WinGet(Windows)などでインストールします。詳細は 公式ドキュメント を参照。Pro / Max / Team / Enterprise プランのサブスクリプション、または Claude Console 経由の API 認証で利用できます。
Step 3 プロジェクトフォルダで起動する
作業したいリポジトリのルートで claude と入力して起動。CLAUDE.md があれば自動で読み込みます。
料金について
Claude Web 版: 無料プラン(制限あり)、Pro(月額 $20)、Max(月額 $100 / $200)。最新の料金は 公式料金ページ を参照してください。
Claude Code: Pro・Max・Team・Enterprise プランに含まれるほか、Claude Console 経由の API 従量課金でも利用可能。サブスクリプションなら定額で利用でき(利用上限あり)、API なら使った分だけ支払います。
Practice

私の活用方法

Claude は「考えを形にする道具」として使っています。思いつきを言語化し、整理し、実装するまでの流れの中で、常に隣にいる存在です。

どんな場面で使うか

✏️

文章の下書きと推敲

ブログ記事の初稿作成、校正、言い回しの改善。長文の構成相談にも使います。日本語の自然さはかなり高いレベルです。

🔨

サイトの実装と更新

WordPress REST API 経由の投稿、固定ページの作成・更新、CSSオーバーライド、テンプレート管理。このページ自体も Claude Code で作っています。

💡

設計の相談と方針整理

サイト構成の検討、新機能の設計、選択肢の比較。Gino(ChatGPT)が出した方針を具体化する際の壁打ち相手として。

📦

Git操作と記録

テンプレートの変更管理、コミット、GitHub への同期。作業の記録と再現性の確保に不可欠です。

Web 版と Claude Code の使い分け

Claude(Web 版)Claude Code(CLI 版)
向いている作業文章作成、調査、アイデア出し実装、ファイル操作、デプロイ
操作方法ブラウザでチャットターミナルでコマンド
ファイルアクセスアップロードのみローカルファイルを直接読み書き
Git操作不可commit / push / diff 等
API呼び出し不可curl 等で直接実行
料金無料 / Pro $20 / Max $100〜Pro / Max / Team / Enterprise に含む or API従量課金

道具のつながり

User
Think / Write Claude Web
Build / Fix Claude Code
Version control GitHub
Publish WordPress

考えを Claude Web で言葉にし、Claude Code で実装に落とし、GitHub で履歴を残し、WordPress で公開する。各段階で別の道具に渡す。

使ってみて分かったこと

Claude Code は、作業を丸投げするための道具ではなく、作業過程を言語化しながら進めるための道具です。うまく使うには、何を任せるかだけでなく、どこで止めて確認するかを決めておく必要があります。

Reflection

🪿 課長メモ

観察記録 / 2026年春 最初の半年は「便利な道具」として使っていたが、最近は「もう一人の自分」のように感じる。指示を出すと帰ってくる結果に、自分の思考の癖が映る。Claude を観察することは、自分を観察することでもある。
Cheatsheet

最頻操作(チートシート)

未来の自分が思い出さなくていいように、よく使うコマンドを集めています。

▶ WordPress に下書き投稿(REST API)

bash · WP REST API
# user:password はアプリケーションパスワード
curl -X POST \
  -u "ガチョウ課長:xxxx-xxxx-xxxx-xxxx" \
  https://convivial.online/wp-json/wp/v2/posts \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{"title":"...","status":"draft"}'

▶ 固定ページのテンプレートをデプロイ

bash · scripts/deploy-pages.mjs
# 単一ページ
node scripts/deploy-pages.mjs claude
# 複数指定
node scripts/deploy-pages.mjs claude chatgpt
# 全ページ
node scripts/deploy-pages.mjs
# 登録済みページ一覧
node scripts/deploy-pages.mjs --list

▶ 画像アップロード(メディアライブラリへ)

bash · WP Media API
curl -u "$WP_API_USERNAME:$WP_API_PASSWORD" \
  -X POST "$WP_API_URL/wp-json/wp/v2/media" \
  -H "Content-Disposition: attachment; filename=hero.png" \
  -H "Content-Type: image/png" \
  --data-binary @path/to/hero.png

▶ Git ワークフロー(PR運用)

bash · branch / commit / merge
git checkout -b claude/<目的>-<日付>
# ...変更...
git add path/to/file
git commit -m "blog: xxx"
git checkout main
git merge --ff-only claude/<branch>
git push origin main
git branch -d claude/<branch>
🪿 課長メモ ブランチ名は claude/<目的>-<日付> 形式で固定。1作業1コミットを徹底すると後から見返しやすい。
Troubleshooting

症状別トラブル集

エラーメッセージや症状から逆引きで対処法を調べる場所。

🔴 401 Unauthorized が返る
  • アプリケーションパスワードに含まれる空白を確認(コピペで欠けがち)
  • Basic 認証ヘッダーが正しく送られているか
  • サーバー側で REST API が無効化されていないか
  • Content-Type: application/json が抜けていないか
🟡 ページのレイアウトが iPhone で崩れる

Newscrunch テーマの JS が style="height:..." をインラインで注入している可能性が高い(matchHeight 系)。CSS で height: auto !important; min-height: auto !important; を全レイアウトコンテナに追加する。CSS の !important は、JS が後から付けるインライン style(!important なし)を上書きできる。

🟡 Claude Code が AskUserQuestion で止まる

曖昧な指示には質問で返してくる。最初から「制約条件・成功基準・期待形式」を伝えると一発で進む。質問が多い時は、自分の指示が曖昧だったサインとして受け取る。

⏱ コマンドが返ってこない

サーバー側のファイアウォール、127.0.0.1のみ待ち受けていないか、外部からアクセス可能な設定か確認。Tailscale 経由なら MagicDNS で解決できているかもチェック。

🟡 デプロイ成功するが見た目が反映されない

WP のキャッシュ・ブラウザキャッシュ・CDN 三層を疑う。WP管理画面のキャッシュクリア → ブラウザのプライベートウィンドウで確認 → CDN(あれば)パージの順で切り分け。

Safety

AI に任せきらないための運用メモ

便利さに任せて手放さない。AI と協働するための 5 原則。

  1. 01

    作業前に差分を確認する

    Claude Code に編集させる前後で、必ず git statusgit diff を確認する。差分が想定より大きいときは、その場で立ち止まる。

  2. 02

    秘密情報を読ませない

    .env、API キー、認証情報、個人情報を含むファイルは読み取り対象から外す。CLAUDE.md に「触らないファイル」を明記しておくと安全網になる。

  3. 03

    危険なコマンドは許可しない

    削除、外部送信、デプロイ、本番 DB 操作は自動実行させない。--dangerously-skip-permissions は信頼できる範囲だけで使う。

  4. 04

    AI の提案をそのまま採用しない

    AI はもっともらしい説明をする。公式ドキュメント・実行結果・差分を自分の目で確認してから採用する。怪しいと感じたら出力を疑う。

  5. 05

    記録を残す

    何を頼み、何が変わり、どこで詰まったかを残す。コミットメッセージ、CHANGELOG、Obsidian — どこでも良いので、未来の自分に渡せる形で残す。

Claude Code は、作業を速くする道具であると同時に、自分の判断を失いやすい道具でもあります。だからこそ、差分を見て、権限を絞り、記録を残すことを運用の一部にする。「禁止」ではなく「自分の判断を残すための原則」として読んでください。

Mishaps

やらかし防止

過去に取り返しのつかなかった操作の記録。同じ失敗を繰り返さないための保険です。

🚨 アプリケーションパスワードをコミットしかける .env を git に含めるとそのまま GitHub に流れる。
.gitignorewp-config.php.env を必ず追加。
🚨 sed 一括置換で HTML 構造を壊す危険 sed -i 's|</section>|</div>|g' 等は CSS セレクタや JS 文字列まで巻き込む可能性がある。
→ 置換前に必ず grep で何箇所がどこに一致するか確認。可能なら手動編集。
🚨 デプロイ前のローカル確認を忘れる モック HTML と WP テンプレートでは挙動が違う(テーマ CSS や JS の干渉)。
→ デプロイ後に Playwright で実機相当の動作確認をする。
🚨 CSS で押し切ろうとする レイアウト崩れに !important を重ねていくのは症状療法。
→ Playwright で computed style と要素位置を計測し、根本原因を特定してから処方する。
✓ 効いたパターン:未来の自分への手紙 チートシートとトラブル集に「次回はここで詰まりがち」と書いておくと、3 ヶ月後の自分が同じ罠を回避できる。
Remote

外からアクセスする

外出先や別の端末から Claude Code を使う方法。目的に応じて3つの公式機能を使い分けます。

ローカルで実行中の Claude Code セッションを、claude.ai/code や Claude モバイルアプリ(iOS / Android)から操作できる機能です。実行はすべてローカルマシン上で行われ、クラウドには移動しません。

起動方法は3つ:

方法コマンド用途
サーバーモードclaude remote-controlリモート接続専用で待機。--name "案件名" でセッション名を指定可能
対話モード付きclaude --remote-control
(短縮: claude --rc
ターミナルでも操作しつつ、外部からも接続可能
既存セッションに後付け/remote-control
(短縮: /rc
作業中のセッションをそのまま外部に公開

接続方法: 起動するとセッションURLが表示されます。スペースキーでQRコードも表示でき、スマホのカメラで読み取ればすぐ接続。claude.ai/code のセッション一覧からも選択できます(オンライン時は緑のドット表示)。

利用条件: 全プラン対応(Team / Enterprise は管理者の有効化が必要)。Claude Code v2.1.51 以降。claude.ai 認証必須(API キーは不可)。

注意点: ターミナルを閉じるとセッション終了。tmux 内で起動しておくと安定します。ネットワーク切断後も約10分以内に復帰すれば自動再接続されます。

GitHub リポジトリに対して、Anthropic が管理するクラウド環境でタスクを実行する機能です。ローカルにリポジトリがなくても作業でき、複数タスクの並列実行も可能。claude.ai/code またはモバイルアプリから利用できます。

コマンド説明
claude --remote "タスク内容"ターミナルから新しい Web セッションを起動。タスクはクラウドで実行され、ローカルでは別作業を続けられる
claude --teleport
(または /teleport, /tp
クラウドで完了した Web セッションをローカル CLI に引き取る。ブランチとフル会話履歴が復元される
/tasksバックグラウンドで動いている Web セッションの進捗を確認

使い方の例: ローカルで claude --permission-mode plan で方針を固めてから claude --remote "docs/plan.md を実行して" でクラウドに投げる。完了後に claude --teleport でローカルへ引き取り、最終確認してマージ。

並列実行:--remote は独立セッション。複数を同時に走らせて /tasks で監視できます。

利用条件: Pro / Max / Team / Enterprise。GitHub 連携が必要(GitLab 等は非対応)。研究プレビュー。

Discord や Telegram のメッセージを、ローカルで動いている Claude Code セッションに送り込むプラグイン機能です。Claude がメッセージを読み、作業を実行し、同じチャットに返答します。2026年3月20日に研究プレビューとして公開されました。

Discord のセットアップ手順:

1. Discord Developer Portal でアプリケーション作成 → Bot 追加 → トークンをコピー
2. Bot 設定で Message Content Intent を有効化
3. OAuth2 → URL Generator で bot スコープ+必要な権限(View Channels, Send Messages, Read Message History 等)を選択 → 生成URLで自分のサーバーに招待
4. Claude Code でプラグインをインストール:
/plugin install discord@claude-plugins-official
5. トークンを設定:
/discord:configure <トークン>
6. チャンネルを有効にして再起動:
claude --channels plugin:discord@claude-plugins-official
7. Discord で Bot に DM → ペアリングコードを受け取り → Claude Code で:
/discord:access pair <コード>
/discord:access policy allowlist(自分だけに制限)

Telegram も同様の手順: BotFather でボット作成 → /plugin install telegram@claude-plugins-official/telegram:configure → ペアリング。

利用条件: Claude Code v2.1.80 以降。claude.ai 認証必須(API キーは不可)。Bun ランタイムが必要。Team / Enterprise は管理者の有効化が必要。プレビュー期間中は Anthropic 管理の公式プラグインのみ対応。

注意点: セッションが動いている間だけメッセージを受信できます。権限確認が必要なツール実行はターミナル側での承認が必要(--dangerously-skip-permissions で回避可能だが、信頼できる環境のみで使用)。

SSH / VPN(Tailscale 等)について
上記3つは Claude Code の公式機能です。ローカル環境そのもの(サーバー管理、Docker、自己ホストサービス等)に触る場合は、Tailscale + SSH + tmux による接続が別途必要です。その上で Claude Code を起動し、さらに Remote Control で別端末から操作する、という組み合わせも有効です。ローカル環境への接続方法そのものについては、Tailscale / SSH / tmux の別記事で詳しく解説予定です。
3つの機能を比較する
Remote ControlClaude Code on the WebChannels
実行場所ローカルマシンクラウド(Anthropic管理)ローカルマシン
操作画面claude.ai / モバイルアプリclaude.ai / モバイルアプリDiscord / Telegram
ローカルファイル完全アクセス不可(GitHub経由)完全アクセス
MCP サーバー利用可能不可利用可能
並列実行サーバーモードで可能可能(各セッション独立)主に単一セッション単位で運用
向いている場面進行中の作業を別端末から継続非同期タスク、長時間タスク短い指示、通知連携
Operation

Claude Code 運用

Claude Code の機能を 4 段階 で整理しました。Level 1 から順に積み上げると、いきなり全機能を学ばなくても自然に深まります。

Level 1まず覚える(組み込みコマンド) Level 2プロジェクトに合わせる(CLAUDE.md / settings.json) Level 3定型作業を道具化する(Slash commands / Skills / Subagents / MCP) Level 4自動化する(Hooks / 自律モード)

右側のステータスバッジは私自身の運用状態(使用中 / 試験中 / 調査予定 など)を示します。

Level 3MCP(Model Context Protocol)試験中

概要: Claude Code が外部サービスやツールと直接やり取りするための標準プロトコル。外部の API を「ツール」として登録すると、Claude が対話の中から適切なツールを選んで呼び出します。Anthropic が仕様を公開しており、誰でもサーバーを実装できます。

仕組み: MCP サーバーは JSON-RPC ベースで動作します。~/.claude/settings.json にサーバーの起動コマンドを登録すると、Claude Code の起動時に自動接続されます。接続後は mcp__サーバー名__ツール名 の形式でツールが使えるようになり、Claude が必要に応じて自動的に呼び出します。

主なサーバーの例:

  • WordPress MCP — 記事の投稿・更新・メディアアップロードを対話から直接実行
  • Asana MCP — タスクの作成・更新・検索をClaude Codeから操作
  • GitHub MCP — PR作成、Issue管理、コードレビューを統合
  • Filesystem MCP — 特定ディレクトリへの安全なファイルアクセスを提供

メリット: curl で手動呼び出しする代わりに、Claude が文脈に応じて適切な API を自動選択。「この記事を下書きで投稿して」と言うだけで、タイトル抽出→API呼び出し→結果確認まで一気に進みます。作業の流れを中断せず、外部サービスと連携できるのが最大の利点です。

私の使い方: 現在、WordPress MCP サーバーと Asana MCP を試験的に接続中。WordPress では記事の投稿・ページ更新を対話から直接行えるか検証しています。curl ベースの運用と比較して、手順の省略と操作ミスの減少を実感していますが、認証周りの安定性など課題もあります。

Level 4Hooks調査予定
⚠ 慣れてから使う機能です。 Hooks は 現在の環境の認証情報を前提に自動実行されます。設定ミスや悪意のある hook は、データ流出や意図しない操作につながる可能性があります(Anthropic 公式 Hooks ガイドでも警告されています)。最初はログ出力など安全な用途から試してください。

概要: Claude Code のツール実行の前後に処理を自動実行する仕組み。シェルコマンドだけでなく、HTTP エンドポイントや LLM プロンプトも扱えます。「ファイル保存後に自動フォーマット」「コミット前にリントチェック」「危険なコマンドをブロック」など、品質管理や安全策をシステムレベルで組み込めます。

フックの種類:

  • PreToolUse — ツールが実行される前に発火。入力を検査したり、特定の操作をブロックできる
  • PostToolUse — ツール実行後に発火。結果の検証、ログ記録、後処理の自動化に使える
  • Notification — Claude Code から通知が出るタイミングで発火。Slack やデスクトップ通知への転送に
  • Stop — Claude Code がターンを終了するタイミングで発火。作業完了の通知に

設定方法: ~/.claude/settings.jsonhooks セクションに JSON 形式で定義します。マッチ条件(ツール名やイベント種類)と実行内容(シェルコマンド / HTTP / LLM)を指定し、条件に合致した時だけ実行されます。

活用例:

  • ファイル編集後に prettier で自動フォーマット
  • rm -rf を含むコマンドの実行前に警告・ブロック
  • 作業完了時に Slack チャンネルへ自動通知
  • Git push の前にテストを自動実行して失敗なら中止

私の使い方: 未導入。テンプレートの保存後に HTML バリデーションを走らせる用途、および危険なコマンドのブロック(本番環境の誤操作防止)での導入を検討中です。

Level 3Skills調査予定

概要: よく使う作業パターンを Markdown ファイルや関連スクリプトとして保存し、特定の状況で Claude が自動的に参照する仕組み。プロジェクト固有の「定型作業の手順書」を Claude に教え込むイメージです。

Slash commands との違い: Slash commands は会話中に /コマンド名 で明示的に呼び出す短い定型プロンプト(.claude/commands/ 配下の Markdown 1 ファイル)。Skills はより大きな能力定義で、複数ファイル・スクリプト・サンプルを束ねた手順書です。両者は別概念ですが、混同されがち。

仕組み: .claude/skills/<skill-name>/SKILL.md の形式で Markdown ファイルを配置します。SKILL.md にトリガー条件と作業手順を書き、必要なら同ディレクトリにスクリプトやテンプレートを置きます。Claude は状況に応じて自動的に該当 Skill を参照します。

Skill ファイルの構成例:

# .claude/skills/deploy-page/SKILL.md

テンプレートファイル `templates/$1` を読み込み、
WordPress REST API で該当ページに PUT してください。
更新後、ページの URL を表示してください。

Skills の活用イメージ:

  • 記事投稿の手順書(タイトル抽出→画像処理→API 投稿→ファイル移動)
  • テンプレート展開の手順書(テンプレ読み込み→deploy-pages 実行→確認)
  • レビュー手順書(差分チェック→スタイルガイド照合→コメント生成)

私の使い方: 未導入。このサイトの運用では「テンプレート編集→WP反映→Git push」のサイクルが頻繁にあるため、この一連の流れを Skill 化する予定です。Slash commands は別途 .claude/commands/ で短い定型プロンプトとして使い分けます。

外部接続Channels(Discord / Telegram)研究プレビュー

概要: Discord や Telegram のメッセージを、ローカルで動いている Claude Code セッションに送り込む公式プラグイン機能。Claude がメッセージを受け取り、ローカル環境(ファイルシステム、MCP、Git)にフルアクセスした状態で作業を実行し、同じチャットに返答します。

仕組み: Channels は公式プラグイン経由で Discord / Telegram と Claude Code を連携する仕組みです。/plugin install discord@claude-plugins-official でインストールし、Bot トークンを設定後、claude --channels plugin:discord@claude-plugins-official で起動します。送信者の allowlist 管理でセキュリティを確保。

Remote Control との違い:

  • Remote Control — claude.ai やモバイルアプリから操作。フルUIで会話を継続
  • Channels — 普段使っているメッセージアプリから指示を送る。非同期ワークフローや通知連携向き

利用条件: Claude Code v2.1.80 以降、Bun ランタイム必須、claude.ai 認証(API キー不可)。プレビュー期間中は公式プラグインのみ対応。Team / Enterprise は管理者有効化が必要。

私の使い方: 未導入。外出先からスマホの Discord 経由で簡単な指示を出す運用を検討中。セットアップ手順は「外からアクセスする」セクションに記載しています。

外部接続Remote Control使用中

概要: ローカルで動いている Claude Code セッションを、claude.ai/code やモバイルアプリ(iOS / Android)から操作できる機能。実行はすべてローカルマシン上で行われ、ファイル・MCP・Git に完全アクセスした状態のまま、別端末から会話を続けられます。

3つの起動方法:

  • claude remote-control — サーバーモード。リモート接続専用で待機
  • claude --remote-control--rc)— 対話モード付き。ターミナルでも外部からも操作可能
  • /remote-control/rc)— 既存セッションに後付け

利用条件: 全プラン対応。Claude Code v2.1.51 以降。claude.ai 認証必須。

私の使い方: 自宅 Mac mini の tmux 内で Claude Code を起動し、/remote-control で外出先からスマホで操作を継続しています。詳しい手順は「外からアクセスする」セクションを参照。

外部接続Claude Code on the Web研究プレビュー

概要: GitHub リポジトリに対して、Anthropic のクラウド環境でタスクを実行する機能。ローカルにリポジトリがなくても作業可能で、複数タスクの並列実行もできます。

主なコマンド:

  • claude --remote "タスク内容" — ターミナルから Web セッションを起動
  • claude --teleport/teleport, /tp)— Web セッションをローカル CLI に引き取り
  • /tasks — バックグラウンドセッションの進捗確認

利用条件: Pro / Max / Team / Enterprise。GitHub 連携必須(GitLab 非対応)。

私の使い方: GitHub 上のリポジトリに対する長時間タスク(テスト実行、リファクタリング等)をクラウドで並列実行し、完了後に --teleport でローカルに引き取る使い方を試行中。詳しくは「外からアクセスする」セクションを参照。

Level 4自律モード未着手

概要: Claude Code が人の承認なしに複数のツールを連続実行できるモード。通常はツール実行のたびに確認を求められますが、自律モードでは事前に許可したツールを自動で使い、一連の作業を中断なく進められます。

使い方: 起動時に claude --dangerously-skip-permissions フラグを付けるか、設定ファイルで許可するツールのリストを定義します。また、特定のセッション内で /permissions から一時的に許可範囲を広げることもできます。

具体的な活用場面:

  • テスト駆動の修正 — テスト実行→エラー箇所の特定→修正→再テスト、を人の介入なしに繰り返す
  • 大規模リファクタリング — 多数のファイルにまたがる命名変更やパターン置換を自動で進める
  • 一括デプロイ — 複数のテンプレートファイルを順番にWordPressへ反映
  • コードレビューの自動化 — PRの差分を読んで、問題点をまとめてコメント

注意点: 便利な反面、意図しないファイル変更や API 呼び出しのリスクがあります。使う場合は Git で変更前の状態を保存しておく、許可するツールを必要最小限に絞る、といった安全策が重要です。CLAUDE.md に「やってはいけないこと」を明記しておくのも有効です。

私の使い方: 未着手。まずは安全な範囲(読み取り専用ツールのみ許可)で試し、段階的に範囲を広げていく方針です。

Level 1スラッシュコマンド(組み込み)使用中

概要: Claude Code に組み込まれた操作コマンド。セッション管理、コスト確認、動作モードの切り替えなどを手軽に行えます。/ を入力するとコマンド一覧が表示されます。

主なコマンド一覧:

/compact会話履歴を要約して圧縮。長いセッションでコンテキスト上限に近づいたとき必須
/clear会話をリセットして新しいセッションを開始。作業の切り替えに
/cost現在のセッションの API 使用量・費用を表示
/help使い方のヘルプを表示
/permissionsツールの自動許可設定を確認・変更
/status現在のモデル、設定、接続中のMCPサーバーなどを確認
/fast高速モードの切り替え。同じモデルで出力速度を優先する

使いこなしのコツ:

  • 長い作業の途中で応答が遅くなったら /compact で圧縮。体感速度が回復します
  • 別の作業に移るときは /clear で切り替え。前の作業の文脈が混ざるのを防げます
  • API費用が気になったら /cost で随時チェック。セッション単位で把握できます
  • カスタム Skills を作ると、ここに自作のスラッシュコマンドが追加されます

私の使い方: /compact は長いセッションで頻繁に使用(特にテンプレート全体を扱う作業で効果大)。/cost で日々の API 費用を確認し、月間の予算管理に役立てています。/clear は「投稿作業→ページ編集」など作業の切り替え時に使います。

Related Logs

関連ログ

対象: Claude Code を使い始めた人・API経由の投稿に興味がある人

Claude Code からブログ記事を投稿してみる

WordPress REST API を使って、ターミナルから記事を投稿するまでの手順と所感。

読む →
対象: Claude Code の導入を検討している人・学び直しの記録に興味がある人

年末年始で Claude Code を学び直した話

インストールから実運用まで、集中的に触って分かったこと・つまずいたこと。

読む →
Glossary

用語集

混同しやすい用語を分けて整理しています。Slash commands と Skills、Subagents と Hooks は別概念です。

用語説明
Claude CodeAnthropic が提供するエージェントツール。ターミナル・IDE・デスクトップアプリから Claude と対話しながら、ファイル操作・Git・API 呼び出しなどの開発作業を行える。
CLICommand Line Interface の略。マウスではなくキーボードからテキストコマンドで操作するインターフェース。
ターミナルCLI を操作するためのアプリケーション。macOS の「ターミナル.app」や Windows の「PowerShell」など。
APIApplication Programming Interface の略。プログラムが他のサービスと連携するための窓口。WordPress の投稿も API を通じて行える。
CLAUDE.mdプロジェクトの文脈・作業ルール・触ってよいファイルなどを Claude Code に伝える記憶ファイル。プロジェクトルートに置くと起動時に自動で読み込まれる。
settings.jsonClaude Code の権限・環境変数・Hooks・MCP サーバーを管理する設定ファイル。~/.claude/settings.json(ユーザー)と .claude/settings.json(プロジェクト)の 2 階層がある。
Slash commands会話中に / で呼び出す短い定型プロンプト。.claude/commands/~/.claude/commands/ に Markdown を置くと自作できる。Skills とは別物。
SkillsSlash commands より大きな能力定義。複数ファイルやスクリプトを含めて、特定領域の作業手順を Claude に学習させる仕組み。
Subagents特定目的の AI エージェント。.claude/agents/ 配下で管理し、専門タスク(コードレビュー、リサーチ等)を分担させられる。
HooksClaude Code のツール実行前後などに任意のコマンドや HTTP・LLM プロンプトを発火させる仕組み。PreToolUse / PostToolUse / Notification / Stop などのイベントに応答する。
MCPModel Context Protocol の略。Claude Code が外部ツールやサービスと接続するための標準プロトコル。WordPress / Asana / GitHub などのサーバーに接続できる。
Remote Controlローカルで動いている Claude Code セッションを、ブラウザやモバイルアプリから操作する機能。実行はローカルのまま。
ChannelsDiscord や Telegram のメッセージをローカルの Claude Code セッションに送り込むプラグイン機能。
Teleportクラウドで実行した Claude Code on the Web のセッションを、ローカルの CLI に引き取る機能。claude --teleport で使用。
Changelog

更新履歴

2026-03-21
インタラクティブ化。「何ができるか」をクリック→モーダル展開に改修、「基本的な使い方」を統合して削除。「外からアクセスする」をタブUI化。比較テーブルをアコーディオン内に格納。Remote Control / Claude Code on the Web / Channels の3機能を追加。用語集拡充。
2026-03-14
情報更新。インストール方法・料金・認証・Hooks/Skills仕様を現行ドキュメントに合わせて修正。
2026-03-13
ページ改修。ステップカード・活用方法・高度な機能・用語集を追加。活用パターンを統合。
2026-03-12
ページ新規作成。基本情報、使い方、活用パターン、サイト運用での役割を記載。