AI時代の道具帖
Claude / Claude Code
Anthropic の対話型AI。相談から実装まで任せられる、いまの主力の道具。
- 提供元
- Anthropic
- プラン
- Free / Pro / Max
- 自分の主力
- Claude Code
解説
Claude が何で、何ができて、どう使っているか
これは何か
Anthropic(AI研究・開発を行う米国企業)が提供する対話型AI。チャットでの相談・調査から、Claude Code によるコード実装まで一貫して任せられます。プランは Free / Pro / Max の三段で、Claude Code は Pro 以上で使えます。
何ができるか
入口ごとに、できることの大枠(開くと具体例)
チャットでできること対話で考えを進める
- 相談・壁打ち — 企画書や報告資料のたたき台を作らせ、手が止まった状態から動き出す
- 調べもの — 公式情報や添付資料を読ませ、要点・根拠・確認すべき論点を抜き出す
- 文章化 — 議事録・報告文・メール・サイト本文の材料を渡し、相手に伝わる順番に組み直す
- 比較検討 — 複数案のメリット・リスク・前提を並べ、どちらに進むか判断しやすくする
Claude Code でできることコードを書いて形にする
- コーディング — CSS・テンプレ・スクリプトの修正を頼み、画面や機能の違和感を直す
- アプリ開発 — 作りたいものの目的を渡し、動く試作品から少しずつ実用形に近づける
- 調査・検証 — repo の構造・差分・リンク・表示崩れを確認させ、どこを直すか絞り込む
- PR 支援 — 変更内容・検証結果・マージ前の注意点を整理させ、人が判断しやすい形にする
エージェントでできること決まった流れを継続して回す
- 定点確認 — サイトの表示、リンク、PR、ニュース、数値など、毎回見るべきものを確認して変化を拾う
- 情報整理 — メール、議事録、資料、Web情報から、未対応事項や判断が必要な点を抜き出す
- 作業の下準備 — 調査、ファイル確認、差分整理、依頼文の作成など、人が判断する前の材料をそろえる
Claude Design でできることビジュアルを作る
- デザイン・試作 — ページ構成や画面案を視覚化し、文章だけでは見えにくい違和感を確認する
- スライド — 報告資料や説明資料の流れを組み、聞き手に伝わる順番へ並べ替える
- 書き出し — 作った案を HTML/CSS やスライド形式にし、次の編集や実装に渡しやすくする
道具の機能
機能の一覧(カードをクリックで使い方)
プロジェクト
長期テーマごとに専用の入れ物を作り、資料・方針・前提を入れておく。そのプロジェクト内の会話は前提を共有するので、毎回説明し直さずに済む。ブログ運営や家計簿など、続くテーマごとに分けるのがコツ(混ぜない)。
アーティファクト
文章・表・コードなどを、会話とは別の「編集できる領域」に作る。完成物ではなく編集前提のたたき台として扱い、横で見ながらその場で直して詰めていく。記事の下書きや比較表づくりに向く。
カスタマイズ(Connectors / MCP)
GitHub・ファイル・Todoist などの外部サービスを Connectors / MCP で Claude につなぎ、会話から直接操作する。「調べて → 操作する」を一気通貫にできる。つなぐ道具は最小限に絞ると安全。
Skill
繰り返す定型作業を手順ごと覚えさせ、毎回説明しなくても同じ品質で再現させる。決まったフォーマットの整形・生成などを一度「型」にすれば、頼み方がぶれず、結果も安定する。
Claude Design
画面・UI のモックやスライドを一緒に作る機能。自然言語から HTML/CSS まで書き出せる。完成形をいきなり狙わず、たたき台を作って会話で詰めていく使い方が向く。
Claude Code
ターミナルや IDE で動き、repo の実装・検証・PR を支援する。権限モード(plan で調べてから/auto で任せる)を場面で使い分けるのが要。小さく任せて、差分とログを確認してからマージする。
Claude Cowork
作業の流れを見ながら一緒に進める使い方。いきなり完成を求めず、途中で方針を直しながら進める。過程を共有して調整したいときに向く。
覚書おぼえがき
自分で動かしてわかった、使い方とつまずき
何に使っているか
実際に任せていること(成果物の記録は順次つなぎます)
使い方のコツ
使い込んで掴んだ TIPS(開くと詳しく)
候補を出させて、1つだけ実装するスコープを膨らませない
まず 2〜3 案を出させ、自分が 1 つ選び、それだけ作る。「ついで」の改善を混ぜないのが完走への近道。広げたくなったら、別タスクとしてメモに逃がす。
Claude Code に長時間の開発を任せるコツ大きなタスクを任せる
- 目的を 1 つに絞り、PR を小さく分ける
- auto モードで進めつつ、区切りごとに自分で確認する
- 会話が長いと前の指示が薄れる → 守らせたい禁止は docs やルールに置く
- 終わったらログと差分を必ず見る(任せきりにしない)
repo を正本に、memory は補助に記憶に頼らない
AI の記憶は文脈が切れると消える。判断・経緯・完了状態は docs に残し、次のセッションや別の AI が同じ前提で続けられるようにする。
live 反映前に必ず差分を見る巻き戻し事故を防ぐ
repo だけで判断せず、公開側に手書きの変更がないか反映前に確認する。実際にこれで、当日手書きされた本文を上書きしかけた事故を防いだ。
最後の判断は人が持つ公開・言葉は自分で
取り消せない操作(公開・外部送信)や言葉選びは人が決める。実装と判断の担当を分けると、急ぎでも事故が起きにくい。
実例と失敗
タイトルを開くと、そのときの場面(◯=うまくいった/△=つまずき)
auto モードが main への直 push を止めた
main へ直接 push しようとしたところ、auto モードが「PR レビューを迂回する操作」として自動で拒否。feature ブランチ+PR に切り替えた。安全側の既定が、急ぎの手を正しく止めてくれた一件。
live 差分確認で手書きの巻き戻しを防いだ
公開直前、live 側が当日に手書きで直されていたのを差分で検知。repo の下書きで上書きせず、手書き版をそのまま活かして公開した。
大きすぎる指示を一度に出す
一度に多くを頼むと迷走し、どこで間違えたか追えず、修正もしにくい。目的ごとに小さく区切って渡すと、確認も巻き戻しも楽になる。
「ついで」の改善でスコープが膨らむ
「せっかくだから」と足し始めると終わらなくなる。1 目的に絞り、思いついた改善は別メモへ。完走を最優先にする。
.env や秘密情報を雑に扱う
鍵やパスワードはコミットも出力もしない。読み込み方にも落とし穴がある(値に空白が混じると認証に失敗するなど)。扱いは最後まで慎重に。
これから試す
やりたいことのメモ(開くと、なぜ・何を)
MCP の実導入外部の道具をつなぐ
GitHub・filesystem・browser 系を実際に接続し、調べもの〜PR 作成までの流れを試したい。鍵になるのはスコープ設計と、許可するツールの絞り込み。
権限モードの使い分けauto と plan
plan で調べてから実装、長時間は auto、など場面ごとの使い分けを実運用で確かめたい。どこまで任せて安全かの線引きを掴むのが目的。
依頼テンプレを作る実装・レビュー・検証
よく出す依頼を型にして、毎回ぶれない頼み方にしたい。目的・現状・やること・成功条件・ログの貼り方をひな形に。
使い方を忘れたら、このページを開く。気づいたことは随時ここに足していく。