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n8n

作業を自分の手から少しずつ離すための自動化基盤。自宅サーバーでセルフホストしながら、小さなワークフローを実際に動かしています。

使用中

この道具は何か

n8n は、複数のサービスや処理をつないで「流れ」にするための道具です。オープンソースのワークフロー自動化プラットフォームで、GUI でノードをつなげて API 連携・データ変換・条件分岐を組み立てられます。

このサイトでは「AIの出力を実際の行動につなぐ接続点」として位置づけています。Gemini で分類した結果を受け取ってタスク管理ツールに振り分ける、定時に情報を集めて通知する — そういった小さな自動化を、自宅サーバー上のセルフホスト版(Community Edition)で動かしています。

何に使っているか

📋

タスクの整理と振り分け

音声入力やメモから受け取った内容を AI で分類し、Todoist・Asana・Obsidian・Google Sheets など適切な場所に自動で振り分けます。入力のハードルを下げる仕組みです。

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情報収集と通知

RSS フィードの監視、天気や情報の定期取得など、毎日少しだけ助かる自動化を動かしています。派手な仕組みよりも、地味に続くものを重視しています。

🤖

AI の出力を行動に変換する

Gemini 等の LLM をワークフロー内で呼び出し、分類・要約・判断の結果を次のアクションにつなげます。AI が「考えた結果」を実際の操作に変える接続点です。

はじめ方

Step 1 n8n をインストールする
Docker がある環境なら docker run ですぐ起動できます。自宅サーバーでも、手元の PC でも、クラウドでも動きます。まずは小さく始めるのがおすすめです。
Step 2 最初のワークフローを作る
GUI でノードをドラッグ&ドロップしてつなぎ、テスト実行。Webhook で受け取る → 処理する → HTTP Request で送る、という基本パターンから試すと感覚が掴めます。
Step 3 外部サービスを接続する
Todoist、Slack、Google Sheets など、普段使っているサービスの認証を設定。一つずつ接続して、動くことを確認してから次を足していきます。
料金について
Community Edition(セルフホスト): 無料・オープンソース。必要なのはサーバーの電気代と、連携先サービスの費用のみです。
n8n Cloud: ホスティング不要のクラウド版もあります。料金は 公式サイト を参照してください。

このサイトでの使い方

📥

入力を受け取る

iPhone のショートカットや Webhook 経由で、音声入力・テキストメモ・外部イベントを n8n に送ります。入力のハードルをできるだけ低くする工夫です。

🏷️

AI で分類する

受け取った内容を Gemini 等の LLM に渡して、カテゴリ分けや要約を行います。n8n のワークフロー内で API を呼び出すので、手動の判断を省けます。

🔀

適切な場所に振り分ける

分類結果に応じて、Todoist・Asana・Obsidian・Google Sheets など適切な宛先に自動で送ります。一つの入力が正しい場所に届く仕組みです。

動かしているワークフロー

実際に自宅サーバーで稼働している自動化の例です。

Voice Intake Router

iPhone の音声入力を Webhook で受け取り、Gemini で内容を分類。タスクなら Todoist へ、メモなら Obsidian へ、記録なら Google Sheets へ — 入力を適切な場所に自動で振り分けます。「とりあえず話す」だけで整理が始まる仕組みです。

Task Creator

Claude Code などの開発ツールから Webhook 経由でタスクを作成。Todoist や Asana に直接タスクを送れるので、作業中に手を止めずにメモを残せます。

Daily Briefing

毎朝、天気・ちょっとしたアドバイス・雑学を複数の API から集約し、Todoist のタスクとして配信。小さな日課を自動化しています。

RSS → Slack 通知

特定の RSS フィードを監視し、キーワードでフィルタリングした上で Slack チャンネルに通知。見逃したくない情報を自動で拾う仕組みです。

関連ログ

2026-03-09

自宅サーバーでn8nをセルフホストした話

n8n の導入理由、Docker でのセットアップ、最初のワークフロー構築までの流れ。なぜセルフホストを選んだのかも書いています。

読む →
2026-03-08

古いPCを自宅サーバーにした話

n8n が動いている自宅サーバーの構築記録。CasaOS の導入からサービス追加までの流れ。

読む →

今の状況

小さなワークフローを試しながら育てている段階です。派手な大規模自動化よりも、毎日少しだけ助かる仕組みを重視しています。

手元のサーバーで動いているので、壊れても自分で直せるし、好きなようにカスタマイズできます。クラウドサービスに比べて運用の手間はかかりますが、仕組みの中身が全部見えることの安心感があります。

今後は、Mac mini 上のローカル LLM(Ollama)を n8n から呼び出す構成も試したいと考えています。クラウド API だけに頼らない、手元で完結する自動化の可能性を探っています。

用語メモ

用語説明
n8nオープンソースのワークフロー自動化プラットフォーム。ノードをつないで処理の流れを作る。セルフホスト版は無料。
ワークフロー複数の処理をつないで自動化した一連の流れ。トリガー → 処理 → 出力の構造で成り立つ。
ノードワークフロー内の個々の処理ブロック。API 呼び出し、データ変換、条件分岐などの機能を持つ。
Webhook外部から HTTP リクエストを受け取ってワークフローを起動する仕組み。iPhone のショートカットや他のサービスからの連携に使う。
Cronスケジュールに基づいてワークフローを定期実行する仕組み。「毎朝7時に実行」のような設定ができる。
セルフホストサービスを自分のサーバーに設置して運用すること。データが手元に残り、カスタマイズも自由。

更新履歴

2026-03-14
ページ作成。用途、稼働中ワークフロー、はじめ方を記載。
2026-03-12
ページ作成(骨格のみ)。