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【リリースノート】「AI参加会議」v1.6.0 リリース — ローカルLLM実用化・OpenAIリアルタイムSTT・録音中プロファイル切替

AI参加会議 v1.6.0 リリースカード

【リリースノート】「AI参加会議」v1.6.0 リリース — ローカルLLM実用化・OpenAIリアルタイムSTT・録音中プロファイル切替

▲ AI参加会議 v1.6.0 リリースハイライト

ブラウザ上でマイク音声からリアルタイムに文字起こしを行い、ワンタップでAI要約・相談・議事録作成ができるWebアプリ「AI参加会議」の v1.6.0 を正式リリースしました。

本バージョンでは、以前から要望の多かったOpenAI Realtime APIによる低遅延ストリーミング文字起こしへの対応、Mac等のローカルマシン上で動くOllama / LM Studio(ローカルLLM)の実用化チューニング、そして録音中のプロファイル切替の3大機能を追加・改善しています。


主な新機能(Highlights)

1. 🚀 OpenAI Realtime Transcribe(リアルタイムSTT拡充)

既存の OpenAI API キー(BYOK) をそのまま使い、WebSocket 経由での低遅延・高精度なリアルタイム文字起こしが可能になりました。

  • WebSocket ストリーミング: ブラウザから OpenAI Realtime API(wss://api.openai.com/v1/realtime?intent=transcription)へ直接接続し、PCM16 24kHz でマイク音声をストリーミングします。
  • セキュアな一時キー認証: 長期APIキーを直接WebSocketに渡さず、/v1/realtime/transcription_sessions 経由で短命なエフェメラルキー(クライアントシークレット)を発行して接続します。
  • 部分確定・即時フィードバック: OpenAI の server_vad(発話検出)を活用し、発話中は transcription.delta で暫定テキストをリアルタイム表示、発話終了時に確定テキストへスムーズに切り替わります。
  • 自動モデルフォールバック: 設定画面でバッチ専用の whisper-1 が選択されていた場合でも、リアルタイム接続時は自動的に gpt-4o-transcribe へ安全にフォールバックします。

2. 🏠 ローカルLLMの実用化チューニング(Ollama / LM Studio)

前バージョンで試験導入されたローカルLLM連携を、実業務や長時間の会議でも安定して完走できるよう実用レベルに引き上げました。

  • タイムアウト上限を 180秒 に大幅延長:
    ローカルマシンの性能やモデルサイズ(20B〜27Bクラス)により、長文要約の生成には時間がかかります。従来の30秒制限(クラウド向け)から、local_llm 選択時のみ 180秒 までタイムアウトを緩和しました(実測:Mac mini 上の gpt-oss:20b で約30〜90秒/回)。
  • 要約・議事録時の reasoning(思考)自動無効化:
    思考型モデル(Reasoning モデル)が要約リクエストに対して思考トークンを過剰に消費し、応答遅延や空返信を起こす問題を解消しました。要約時は think: false でストレートに出力させ、複雑な「ブースト付き相談」時のみ思考を有効化します。
  • 費用0円・完全プライベート:
    音声や会議のテキストが外部サーバーへ送信されることなく、自前のマシン内で完全にクローズドにAI処理が行えます。

【注意】GitHub Pages(公開URL)からのローカル接続について
GitHub Pages(https://)から同一PC上の http://localhost へのアクセスは、ブラウザのセキュリティ制限(CORS / Private Network Access)により原則ブロックされます。
ローカルLLMをご利用の際は、リポジトリをローカルにクローンしてローカルサーバー(npx http-server . -p 8080 等)から起動するか、各ランタイム側でオリジン許可(Ollama の OLLAMA_ORIGINS、LM Studio の CORS 設定)を行ってください。


3. ⚡ 録音中のプロファイル切替(メモ ⇔ 会議)

録音を一度中断したりデータを破棄したりすることなく、画面上で「メモ」プロファイルと「会議」プロファイルを即座に切り替えられるようになりました。

  • データの完全性を維持: マイクの音声ストリームや文字起こしの蓄積ログには一切影響を与えません。
  • 表示とコンテキストの即時反映: UIレイアウト、入力ガイド、ワンタップAIボタンが使用するシステムプロンプトのコンテキストのみが瞬時に切り替わります。
  • 柔軟な運用: 「最初はブレストや雑談メモとして開始し、途中から本格的な議事録作成モードへ移行する」といった会議現場のダイナミックな変化に対応できます。

変更・改善点(Changes & Improvements)

  • タイムアウト表示の最適化: エラー・通知メッセージ内にハードコードされていた「30秒」の文言を撤廃。選択中のプロバイダー(クラウド: 30秒 / ローカル: 180秒)に応じた適切なメッセージを表示するように改善しました。
  • 設定画面の連携強化: 設定ページにおいて、OpenAI Realtime Transcribe の選択肢追加、およびローカルLLM設定の安定性を向上させました。

既知の制限事項・推奨環境(Known Notes)

  • Ollama の think パラメータ: Ollama v0.33.0 時点の /v1 互換エンドポイントでは think フィールドが一部無視されるケースが報告されています(Ollama 側の llama.cpp 同期待ち)。
  • モデルサイズの目安: LM Studio で 27B クラスのモデルを動かす場合、推論速度は約 6 tok/s 程度となります。会議テキストが非常に長く180秒を超える可能性がある場合は、GUI側で reasoning をオフにするか、20B 以下の軽量モデル(例: gpt-oss:20b や 8B〜14B クラス)の利用を推奨します。
  • メモリ管理: 複数のローカルランタイムに巨大モデルを同時ロードすると(合計20GB超など)、Mac のユニファイドメモリ圧迫により推論速度が大幅に低下します。常駐モデルは1つに絞ることを推奨します。

利用方法・リンク

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