AI時代の道具帖
Gemini / NotebookLM
Google の対話型AI。違いと論点を並べる「比較・俯瞰」、記事の顔をつくる「画像生成」、そして Antigravity を通した「実行」。入口によってできることが違う道具。
- 提供元
- 種別
- 対話AI・画像生成・作業エージェント
- 役割
- 比較・俯瞰/画像生成/実行
- 運用状況
- 2026-09-03 確認
解説
Gemini が何で、何ができて、どう使っているか
これは何か
Google が提供する対話型AI。このサイトでは「JEM」と呼んでいます。複数の案・資料・観点を横に並べて違いと論点を出す「比較・俯瞰」役、記事のアイキャッチをつくる「画像生成」役、そして Antigravity を通してタスクやコードに実際に手を入れる「実行」役。この3つを任せています。長い資料の要点と抜けを掴む、調べ物の入口で当たりをつける、といった広く見渡す使い方が得意です。決めるのは人、事実確認は一次情報に戻る、が前提です。
入口が3つある
ひとまとめに「Gemini」と呼んでしまいがちですが、入口によってできることが違います。ここを混ぜると「頼んだのに何も変わっていない」が起きるので、分けて覚えています。
大事なのは「どちらが賢いか」ではなく「どこまで触れるか」です。ブラウザの Gemini は、間違えても手元は何も壊れません。Antigravity は実際に変えられるぶん、触ってよい範囲を先に決めてから頼む必要があります。
何ができるか
見比べたい場面ごとに、どう使うか(開くと中身)
複数案・複数資料を見比べたい時並べて違いを出す
- 渡す:見比べたい対象(A案/B案、複数資料、複数観点)と、そろえたい評価軸(コスト・手間・リスク など)
- 返る:横に並べた比較表(違い・論点・抜け)+ 結論の案 → 根拠 → 補足
- 次に渡す先:選んだ案を方針づくり(ChatGPT)や実装へ。選ぶのは人
- 落とし穴:もっともらしく並べてくる。数字や事実は一次情報で裏を取る
長い資料の要点と抜けを掴みたい時長文を俯瞰する
- 渡す:規程・議事録・長文メモ・資料案などの本文と、知りたい観点(NotebookLM に読み込ませて要約・QA させる手もある)
- 返る:要点/確認すべき点/次に読むべき箇所の整理
- 次に渡す先:整理結果をもとに本文化・判断へ。決めるのは人
- 落とし穴:要約で抜け落ちる箇所がある。重要なところは原文に当たる
調べ物の入口で当たりをつけたい時広く当たりをつける
- 渡す:調べたいテーマと用途(最初の探索/比較表づくり/調査観点の整理)
- 返る:おおまかな見取り図・比較表・調べるべき観点のリスト
- 次に渡す先:当たりがついたら、深掘りの調査や本文化へ
- 落とし穴:事実確認・最新情報・数字は必ず一次情報に戻る。入口であって結論ではない
記事のアイキャッチをつくる時絵にして確かめる
- 渡す:記事の主旨・入れたい要素・雰囲気・アスペクト比。画中に文字を入れる場合は文面をそのまま指定する
- 返る:アイキャッチ候補の画像。直したい箇所だけを挙げて作り直してもらえる
- 次に渡す先:WordPress のアイキャッチへ。alt テキストは自分で書く
- 落とし穴:画像内の文字には、誤字だけでなく記事の主旨と矛盾する表現が入ることがある。サムネイルでは読めなくても、記事冒頭では全幅で表示される。公開前に本文と突き合わせて確認する
タスクやコードに実際に手を入れる時Antigravity から
- どこから:ブラウザの Gemini ではなく Antigravity(アプリ/CLI)。ブラウザ側からは、そもそもコードもブログも変更できない
- 渡す:やってほしい作業と、触ってよい範囲(どのプロジェクトか、どのリポジトリか、どのブランチか)。触ってほしくないものも先に言っておく
- 返る:Todoist のタスクや GitHub のリポジトリの、実際の変更。会話の返事ではなく、現物の状態が変わる
- 確かめ方:「やりました」という報告ではなく、Todoist の履歴と GitHub のコミット・プルリクエストを自分の目で見る
- 落とし穴:ブラウザの Gemini と同じ気軽さで頼まない。あちらは触れないので事故が起きないだけで、こちらは触れる。範囲を決めてから頼む
- 落とし穴:実行した結果は会話の外に残る。取り消したいときは自分で戻す
覚書おぼえがき
自分で使ってわかった、使い方とつまずき
何に使っているか
実際に任せていること
使い方のコツ
- 最新が大事な話題は、更新日つきで出してもらう
- 欲しい形式(箇条書き/比較表)を先に指定する
- いま Gemini に頼んでいるのか、Antigravity に頼んでいるのかを自分で区別する。できることが違う
広く当てる道具。事実確認は一次情報へ
Gemini は広く速く見渡すのが得意で、比較や当たりづけの入口に向いています。ただし、並んだ比較や要約は「それらしく」見えても、事実・最新情報・数字がずれていることがあります。判断に効く部分は、公式ドキュメントなどの一次情報に戻って確かめます。入口に使い、結論にはしない。
これから試す
- NotebookLM の実運用(資料を読ませての要約・質問応答。使えることは分かっているが、本格運用はこれから)
- 調査依頼のテンプレ化(結果の受け取り書式はできているので、依頼側の書式を作る)
- Antigravity に任せる範囲を広げる(まずは狭い範囲から、確認の手間と釣り合う所まで)
関連ログ
関連する机
使い方を忘れたら、このページを開く。気づいたことは随時ここに足していく。